深海魚を食べてみた・・・見た目は悪いが食べてビックリ!
【ヌタウナギ】 ヌルヌルの粘液を大量に出して体を守ります
≫ ヌタウナギはこんな魚

- ウナギと名前が付いているように、形は細長いウナギ型。でも、ウナギとは全く異なる魚です。どちらかというと、ヤツメウナギに近いのかな。国内ではほとんど市場に流通することはありませんが、お隣の韓国ではとても人気のある魚で、滋養強壮、精力が付くといわれています。
- 〔標準和名〕 ヌタウナギ 〔英名〕 Hagfish
- 〔分類〕 ヌタウナギ科 〔学名〕 Eptatretus burgeri
- 〔体長〕 30cm
- このヌタウナギの特徴(名前の由来となったもの)として、危険を察すると、体からヌルヌルの粘液を多量に出します。下の写真はヌタウナギから剥いだ皮の裏側ですが、所々に見える白い小さな粒上のものが、ヌルヌルの元となる物質が入っているところです。この物質1gあれば1リットル以上の水を捉えてゲル状にする効果があるといわれています。様々な分野でその特異な性質を生かした有効利用について研究がされているようです。
また、このヌタウナギの皮は非常に丈夫で滑らかなため、韓国などでは、これを使った革製品が重宝されているようです。もしかすると知らずのうちに使っているかもしれませんね。 
≫ ヌタウナギを調理する
- ヌタウナギをよく食べる韓国では、コチジャンで炒めたり、丸焼きにして食べられているようであるが、今回は油でカラッと揚げることにしました。

- (上の写真左)ヌタウナギの頭のつけ根辺りに包丁で切れ目を入れて尾に向かって力を入れて引っ張ると、皮がムリムリッと剥けていきます。後は内臓を外してぶつ切りにします。(上の写真右)そのぶつ切りにしたヌタウナギを醤油、酒、みりんで下味を付けます。
- 下味を付けたヌタウナギの水分を軽く取ってから、全体に片栗粉をまぶして、180℃の油でカラッと揚げれば、ヌタウナギの唐揚げの出来上がりです。

- 白身の魚で、唐揚げにした時のヌタウナギの食感は、すごく腰の強いうどんのようで、噛むと歯をグッと押し戻すような感覚はあるのですが、その後はスッと噛み切れてシコシコとした心地良い食感が味わえます。豚や牛のホルモンを食べた時の食感に似ているのですが、いつまでも噛み切れないゴムのような硬さとは違って、スッと噛み切れるところがいいです。
- 淡白な味で、噛むと甘味があり、臭みの無い美味しい魚です。味付けにもよりますが、これはビールが欲しくなる美味さです。今回食べた深海魚の中でもとても人気の高かった魚です。あれだけ用意されていたヌタウナギも、アッという間に胃袋に収まっていきました。




