味醂干しの作り方
手順 〔ウマヅラハギを使って説明〕
- ウマヅラハギは頭と内臓を取り、皮をベリッと剥ぐ。
- お腹の内側についている内臓の残りや血をきれいに洗い落として、開きにする。表面の水分はきれいにふき取っておくこと。
- しょう油、酒、味醂を混ぜる。 〔 しょう油 3 : 酒 1 : みりん 2 〕
- 魚が重ならないような広めのバットにその漬けダレを入れて、開いた魚の全体に絡めるように付ける。漬けダレの量は少ない量で問題ありません。その中にドップリとは漬け込まない代わりに、キッチンペーパーで魚全体を覆い、漬けダレが魚全体に回るようにする。
- ラップをして一晩その状態で冷蔵庫に寝かせる。
- 一晩経つと魚がきれいなあめ色になっています。表面の余分な水分を取り、好みで白ごまや唐辛子などを表面にかける。(今回は唐辛子)
ベランダに洗濯ばさみで吊り下げてハエや鳥避けにネットで覆っています。最近は干物用のカゴがあちこちで売っているのでそれを使ってもいいですね。 - 風通しの良い場所で天日に4時間も干せば完成。
干し加減は表面を触って濡れていなければ大丈夫。色々と試して好みの干し加減を見つけて下さい。
メモ
魚はアジでもサンマでも普段干物で食べるような魚なら何でもOK。また、釣れすぎて余った魚を干物にすれば日持ちもします。
魚をきれいに開いて干すために竹串を使っています。